眼精疲労
2025.03.30

眼精疲労の治療について
現代社会では、パソコンやスマートフォンの長時間使用が当たり前になり、多くの人が眼精疲労に悩ままされています。
目の疲れが続くと、肩こりや頭痛、不眠等の不調に繋がる事もあります。そこで、今回は眼精疲労の原因と、鍼灸治療やマッサージによる効果的な施術についてご紹介します。
☆1.眼精疲労とは?
まず**「眼精疲労」と「目の疲れ」**の違いを知っておきましょう。
目の疲れ(疲れ目):一時的なもので、休息を取れば回復する
眼精疲労:目の疲れが慢性化し、休んでも改善しにくい。
眼精疲労は、目だけでなく全身に悪影響を及ぼすことがあり、適切なケアが必要です。
☆2.眼精疲労の主な原因
眼精疲労は、以下のような要因によって引き起こされます。
①長時間のデジタルデバイス使用
パソコンやスマートフォンの画面を見続けると、ブルーライトの影響やまばたきの減少により、目が疲れやすくなります。特に、オフィスワークやゲームを長時間行う方は要注意です。
②目のピント調節機能の低下
長時間近くのものを見続けると、目の筋肉が緊張し、ピント調節機能が低下します。これが続くと目の疲れが慢性化し、眼精疲労につながります。
③血行不良
首や肩の筋肉がこると、目の周りの血流が悪くなり疲れやすくなります。特にデスクワークや姿勢の悪さが原因で、血行が悪くなることが多いです。
④ストレスや自律神経の乱れ
ストレスが多いと自律神経が乱れ、目の疲れが取れにくくなることがあります。特に緊張状態が続くと、交感神経が優位になり、目の血流が悪くなります。
☆3.眼精疲労に効果的な鍼灸治療
鍼灸(しんきゅう)治療は、眼精疲労の改善に非常に効果的です。鍼(はり)やお灸(きゅう)を用いて、ツボを刺激し目の疲れを和らげます。
①眼精疲労に効くツボ
鍼灸治療では、以下のツボを刺激することで、眼精疲労を軽減できます。
晴明(せいめい):目の周りの血流を改善し、疲れを和らげる
攅竹(さんちく):目のかすみや充血を改善
太陽(たいよう):目の周りの血流促進、リラックス効果
風池(ふうち) :首や肩のこりを和らげ、目の疲れを軽減
②鍼治療の効果
血流を改善し、目の疲れを緩和
自律神経を整え、リラックス効果を促す
肩こりや首のこりをほぐし、目の負担を軽減
鍼治療は、痛みがほとんど無く、リラックスしながら受けられるのが特徴です。
☆4.眼精疲労に効果的なマッサージ
マッサージも眼精疲労の改善に役立ちます。特に、目の周り・首・肩の筋肉をほぐすことで血流が良くなり、目の疲れが取れやすくなります。
①目の周りのマッサージ
目の周りには、多くのツボが集まっています。軽く押すだけでも血流が改善され、目の疲れが和らぎます。
マッサージ方法:
1. 晴明(せいめい)(目頭のくぼみ)を軽く押す
2. 攅竹(さんちく)(眉頭)をやさしく押す
3. 太陽(たいよう)(こめかみ)を円を描くようにマッサージ
②首・肩のマッサージ
目の疲れは、首や肩のこりとも密接に関係しています。特に、**僧帽筋(そうぼうきん)や後頭下筋群(こうとうかきんぐん)**をほぐすことで、眼精疲労が和らぎます。
マッサージ方法:
1.肩の力を抜き、首をゆっくり回す
2.肩を軽く押さえながら、深呼吸する
3.首の後ろを指でほぐす
5.眼精疲労を予防する生活習慣
①こまめな休憩を取る
長時間パソコンやスマホを使う場合は、1時間に1回は5~10分の休憩を取るようにしましょう。
②目を温める
蒸しタオルやホットアイマスクを使うと、目の血流が良くなり疲れが取れやすくなります。
③視力を意識した環境作り
パソコンの画面を目線より下に設定
部屋の明るさを適度に調整
目に負担のないディスプレイ設定
☆.ゆるり整体整骨院の施術で眼精疲労を解消しよう!
ゆるり整体整骨院では、鍼灸治療・マッサージを組み合わせた眼精疲労の施術を行っています。
✅️こんな方におすすめ!
パソコン作業で目が疲れる
肩こりや首こりがひどい
目がかすんだり、頭痛がする
当院の施術では、ツボを的確に刺激し、目の疲れを根本から改善します。ぜひ、お気軽にご相談ください!
【まとめ】
眼精疲労はデジタル機器の使用や血行不良が原因
鍼灸治療はツボを刺激して目の疲れを改善
マッサージで血流を促進し、目の負担を軽減
生活習慣を見直すことで、眼精疲労を予防
眼精疲労でお悩みの方は、ゆるり整体整骨院へお越しください!

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【神戸市西区】ゆるり整体整骨院玉津
住所:神戸市西区玉津町小山254-1
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夜間頻尿
2025.03.14
⭐️頻尿について
夜間頻尿とは、夜間に何度もトイレに行きたくなり、睡眠が妨げられる状態を指します。一般的には、一晩に1回以上排尿のために目が覚める場合を指し、特に2回以上になると生活の質(QOL)に影響を及ぼすことがあります。

夜間頻尿の原因は…
1. 尿の量が増える(夜間多尿)
• 加齢による抗利尿ホルモンの減少。
• 過剰な水分・アルコール・カフェイン摂取
• 糖尿病や心不全などの疾患
2. 膀胱の容量が小さくなる
• 過活動膀胱(OAB)
• 前立腺肥大症(男性)
• 膀胱炎
3. 睡眠障害の影響
• 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
• 不眠症やストレス
などが考えられます。
夜間頻尿で痛みのある場合…
夜間頻尿そのものでは強い関連痛は少ないですが、頻尿の原因となる疾患によっては痛みを伴うことがあります。
夜間頻尿と関連する可能性のある痛み…
1. 下腹部や恥骨周辺の痛みでは
• 膀胱炎(細菌感染、間質性膀胱炎など)や
前立腺炎(男性)が考えられます。
2. 腰や背中の痛み
• 腎臓の病気(腎盂腎炎・腎結石など)が考えられます。
3. 会陰部や陰部の違和感・痛み
• 前立腺肥大症(男性)が考えられます。
夜間頻尿に鍼灸治療やマッサージは有効ですか?
一定の効果が期待できます。 特に、膀胱のコントロールを改善するツボや、自律神経を整える施術が有効とされています。
1. 鍼灸治療の効果
鍼灸は、膀胱や腎機能を調整し、自律神経のバランスを整えることで、夜間頻尿の改善をサポートします。
効果が期待できるツボ
✅ 腎兪(じんゆ)(腰の中央付近) → 腎機能を高め、頻尿改善
✅ 関元(かんげん)(おへそから指4本分下) → 泌尿器の働きを強化
✅ 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの上) → 冷えやむくみを改善し、膀胱の働きをサポート
※ 過活動膀胱やストレスによる頻尿の場合、リラックス効果のあるツボ(神門、百会など)も有効
2. マッサージ(指圧・整体)の効果
✅ 骨盤周りの緊張をほぐす → 血流改善で膀胱の機能を正常化
✅ 腰や仙骨周辺のマッサージ → 腎機能をサポートし、尿のコントロールを助ける
✅ 自律神経を整えるマッサージ(背中・首) → 交感神経の過剰な働きを抑えて頻尿を軽減
特に「ストレス・冷え・加齢」による夜間頻尿には効果が期待できます。 ただし、前立腺肥大症や膀胱炎などの病気が原因の場合は、医療機関での治療と併用するのがベストです。
夜間頻尿のセルフケアはどうしたら良いですか?
生活習慣の見直し・運動・ツボ押し・食事改善などが効果的です。以下の方法を試してみてください
1. 生活習慣の見直し
✅ 夕方以降の水分・カフェイン・アルコールを控えること。
→ 目安は就寝3時間前までに水分摂取を終えること
✅ 塩分の多い食事を避ける(むくみ対策)
→ 日中にカリウム(バナナ、ほうれん草)を摂ると余分な水分を排出
✅ 寝る前にトイレに行く習慣をつける
✅ 冷え対策をする(靴下・湯たんぽ・腹巻き)
2. 骨盤底筋トレーニング(膀胱のコントロール強化)
骨盤底筋を鍛えることで尿のコントロールが改善され、夜間頻尿に効果的。
▶ やり方(ケーゲル体操)
1. 仰向けまたは椅子に座り、膀胱を締めるように意識する
2. お尻の穴をギュッと締めて5秒キープ
3. ゆっくり緩める(10回×1日3セット)
※ 寝る前に行うと効果的!
3. ツボ押し・マッサージ
✅ 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの指4本分上)
→ 泌尿器系の働きを助ける(両足を1分間ずつ押す)
✅ 関元(かんげん)(おへそから指4本下)
→ 膀胱や腎機能を強化(温めるのも◎)
✅ 腎兪(じんゆ)(腰の中央付近、背骨の両側)
→ 腎臓の働きを高める(手でさすったり、お灸をすると効果的)
✅ 日中に軽い運動(ウォーキング・スクワット)
✅ 夕方に足を上げる(寝る前10分)
✅ 足のマッサージ(ふくらはぎを揉む)
→ 昼間の水分が夜間に尿にならないようにする
5. 食事改善(膀胱を刺激しにくい食べ物を選ぶ)
✅ 避けるべき食品
❌ カフェイン(コーヒー・お茶)
❌ アルコール
❌ 辛いもの・酸味が強いもの(キムチ・酢の物)
❌ 炭酸飲料
✅ 摂るとよい食品
✔ 大豆製品(豆腐、納豆)→ 骨盤底筋を強化
✔ バナナ・ほうれん草 → むくみ対策(カリウム豊富)
✔ かぼちゃの種・黒ごま → 泌尿器の働きを助ける。
6. 寝る前のリラックス(自律神経を整える)
✅ ぬるめのお風呂に入る(38~40℃)
✅ ストレッチや深呼吸をする
✅ 夜はスマホ・PCを控えて睡眠の質を上げる
まとめ
セルフケアは①生活習慣改善、②運動(骨盤底筋トレ)、③ツボ押し・マッサージ、④食事管理、⑤リラックス習慣を意識すると効果的です。
特に**「冷え」「むくみ」「ストレス」**を改善すると、夜間頻尿が軽減されやすいですよ。
ゆるり整体整骨院の手のしびれの治療
2025.02.23

整体整骨院のブログ:首から来る手の痺れと鍼灸治療の流れ
こんにちは、ゆるり整体整骨院のブログへようこそ!今日は、首から来る手の痺れについてお話しし、その治療としての鍼灸治療の流れをご紹介いたします。
*首から来る手の痺れとは?
首から来る手の痺れとは、頚椎(首の骨)や神経の圧迫、または筋肉の緊張が原因で起こる症状です。近年、スマートフォンやパソコンの使用が増え、同じ姿勢で長い時間いることが多くなって来たために、首や肩の凝りを感じる方が増えています。その結果、腕や手にかけて痺れや、痛みが出てくることがあります。
*痺れの原因
1.頚椎ヘルニア、頚椎の間にある椎間板が圧迫されて神経を刺激することにより、手に痺れや痛みを生じます。
2**筋緊張**
首や肩の筋肉が緊張すると、神経が圧迫されて痺れが発生します。
3**胸郭出口症候群**
鎖骨下の神経や血管が圧迫されることで、手に痺れやしびれを引き起こします。
4**ストレスや姿勢不良**
精神的なストレスや悪い姿勢も首の筋肉も緊張させ、手の痺れを引き起こすことがあります。
治療の流れ
私達。ゆるり整体整骨院では、個々の症状に応じた治療を行っています。ここでは、鍼灸治療を中心とした治療の流れをご紹介します。
1.初診・カウンセリング
まず初めに、患者様にカウンセリングを行います。どのような症状があるのか、どのような生活習慣を送っているのかを詳しくお伺いします。これにより、症状の原因を突き止めやすくなります。
2.検査・評価
カウンセリングが終わった後は、身体の状態を評価します。首や肩の可動域、筋肉の緊張状態、神経の反応などをチェックし、どの部位に問題があるのかを分析します。
必要に応じて、他の検査も行います。当院で一番実績のある姿勢分析がお勧めです。
20年にわたるデータをもおとにあなたの痛み、痺れが姿勢からきていることを分析させていただきます。
3.鍼灸治療の準備
治療に入る前に、患者様に治療の流れや鍼灸治療の効果について説明します。また、治療時の注意点や不安な点についてもお話し、安心して治療を受けられる様配慮します。
4.鍼灸治療の実施
治療が開始されると、まずは鍼治療を行います。鍼を使用して、首や肩、腕に関連するツボや筋肉に刺激を与えます。これにより、血流が改善され筋肉の緊張が和らぎ、神経の圧迫が軽減されることが期待できます。
鍼治療は、痛みを伴わないように配慮しながら行い、患者様の体調を常に配慮しながら行い、患者様の体調を常に確認しつつ進めていきます。
次に鍼の後に灸治療を行うこともあります。お灸は、身体を温めることで血行を促進し、さらなるリラクゼーションを図ります。炎症を抑え、緊張を解消するために非常に効果的な手法です。
5.ケア・アフターケア
治療後は、今後気をつけるべき生活習慣やストレッチについてご指導させていただきます。また、必要であれば、次回の治療計画をご提案します。
6.継続的なフォロー
手の痺れが改善された後も、身体の状態を維持するために定期的なフォローをお勧めしています。痛みがなくなったらといって、いつでも元の生活に戻すのは危険です。体のメンテナンスを行うことで再発を防止し、健康的な生活を送ることができます。
まとめ
首から来る手の痺れは、日常生活に大きな影響を与える症状です。しかし、適切な治療を受けることで、改善することが可能です。ゆるり整体整骨院、患者様一人ひとりに寄り添った治療を行っており、鍼灸治療もその一環として非常に効果的です。
お悩みの方は是非、お気軽にご相談ください。お待ちしております。!
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ゆるり整体整骨院の腰痛予防と鍼灸治療~腰痛にならないための治療とは~
2025.02.09

ゆるり整体整骨院ブログ:腰痛予防と鍼灸治療のすすめ
皆様こんにちは!神戸市西区175号線沿いにある、ゆるり整体整骨院の増田でございます。
本日は、多くの方が悩まされている「腰痛」とその予防、更に効果的な治療法である「鍼灸治療」についてお話します。
・腰痛の現状
腰痛は現代人にとって、非常に一般的な症状の一つです。データによると、成人の約80%が一生のうちに一度は腰痛を経験するといわれています。仕事や家庭のストレス、長時間のデスクワーク、運動不足などさまざまな要因が腰痛の原因となっています。
腰痛が発生すると、日常生活が制限されてしまい、仕事や趣味を楽しむことが難しくなることもあります。そのため、腰痛を予防し適切に管理することが重要です。
・腰痛の予防法
腰痛を予防するためには、以下のポイントに注意することが大切です。
1.**適度な運動を心がける**
定期的な運動は、筋力を強化し体全体の柔軟性を向上させるために、非常に効果的です。特に、腹筋や背筋を強化するエクササイズは、腰部を支える筋肉を鍛えることができ、腰痛予防に繋がります。ウオーキングやストレッチももオススメです。
運動は当院で併設しているジム、コアフィールドさんがお薦めです。是非体験にいらしてください!
2.**正しい姿勢を保持するには***
長時間のデスクワーク正しい姿勢を意識することが需要です。座っている時は、背中をまっすぐにし、足を床にしっかり着けること心がけましょう。また、適切な高さの椅子やデスクをしようすることで、腰への負担を軽減できます。
3.**休憩をこまめに取る**
仕事や作業を行う際には、1時間毎に短い休憩取ることが望ましいです。立ち上がって軽く体を動かしたり、ストレッチを行ったりすることで、筋肉をほぐし血流を改善します。
4.**体重管理**
過体重は腰への負担を増加させるため、適切な体重を維持することが大切です。バランスの取れた食事と運動を心がけて、健康的な体重を維持しましょう。
適度な休息や体調管理には、是非当院の治療を週一回ご利用ください。
4.2**鍼灸治療の効果**
腰痛の改善には、鍼灸治療のも非常に効果的です。鍼灸は、古代中国から伝わる伝統的な治療法で、身体の特定の経穴(ツボ)に針を打ったり、温熱を加えたりすることで自然治癒力を高める事を目的としています。
当院の鍼灸治療は、保険が効きますので低コストで治療ができます。
1.**痛みの緩和**
鍼灸治療は、痛みを軽減する効果が証明されています。鍼が刺激することで、エンドルフィンやセロトニンなどのホルモンが分泌され、痛みを和らげる手助けをします。また、筋肉の緊張をほぐす効果もあり、身体全体の血流を改善します。
2.**リラクゼーション**
鍼灸治療は心身のリラックス効果もあり、ストレスや疲労の緩和に役立ちます。自律神経を整えることで、慢性的な痛みを抱える方にとっても有効です。
3.**個別のアプローチ**
ゆるり整体整骨院では、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を行っています。体質や症状に応じた鍼灸治療を提供し、より効果的に症状の改善を図ります。
まとめ
腰痛に悩まされている方や、予防に取り組みたい方は、ぜひ一度神戸市西区にある「ゆるり整体整骨院」にご相談ください。当院では、専門知識を持ったスタッフがあなたの健康をサポートします。あなたの健康を一緒に守っていきましょう!
当院ご予約はこちらからできます。
当院の雰囲気を投稿してるインスタこちらから見れます。
当院の場所はこちらです。
その他腰椎分離症についてはこちら。
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
2023.03.20
皆さんこんにちは。
ゆるり整体接骨院の壬生(みぶ)です。
パソコン作業をしていると、肘から手首の内側に痛みが現れることはありませんか?
それ、上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)かも!
本日は、上腕骨内側上顆炎についてお話させて頂きたいと思います。
内側上顆炎とは、重い物を持つことやゴルフのスイング練習のし過ぎで、肘から手首の筋肉の内側に痛みが現れ、肘の内側にも痛みが発症します。
この症状は、ゴルフのスイング練習でよく起こるので、ゴルフ肘とも言われています。
先日ご紹介した上腕骨外側上顆炎と症状が似ていますが、痛みが出現する場所が違います。
この上腕骨内側上顆炎では、手首を内側にそらす動作で痛みが増強し、ゴルフのスウィング動作以外でも肘から手首を内側にそらす動き、日常生活動作(物を持つや物をひっぱるなど)、パソコンのタイピング作業のし過ぎでも現れることがあります。
ですが何も動かさず安静にしていると痛みが和らいでいきます。
痛みの原因はというと
肘の内側には円回内筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、長掌筋、浅指屈筋などの筋肉が一箇所(上腕骨内側上顆)に付着します。これらの筋肉の過緊張などが原因で付着部に過剰な牽引力が反復的に働き、付着部に炎症症状が発生します。ですのでゴルフのスウィングや物を持つなどの力を使う際に痛みが発生し、安静にしていると痛みはおちついてきます。
肘周囲の筋肉の過緊張を引き起こす原因は主にオーバーユース(使いすぎ)といわれておりますが、原因はオーバーユースだけではない場合もあります。
ひとり一人に適した治療を行うことが痛みを早期に取り除く近道になります
この症状の治療は、当院でのストレッチ、筋肉緊張改善、温冷治療や鍼治療などで改善できます。
ゆるり整体整骨院では、他にもたくさんの治療をさせて頂いておりますので、
どうぞお気軽にお越しください。
上腕骨外側上顆炎:テニス肘
2023.03.14
皆さんこんにちは。
ゆるり整体接骨院の壬生(みぶ)です。
肘から手首にかけての痛みは、ございませんか?
その痛み、もしかしたら上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)ちょっと読みにくいかもしれません。
本日は、上腕骨外側上顆炎についてお話させて頂きたいと思います。
上腕骨外側上顆炎と肘から手首にかけて痛みが現れる症状です。テニスの練習や試合などでラケットを振りすぎた方がよく発症することからこれをテニス肘とも呼びます。
上腕骨外側上顆(肘の外側にある骨の突起部分)部を押すと激痛があるのが特徴です。
上腕骨外側上顆炎は、テニスラケットを振る動作や物を持ち上げるなどのやり過ぎで、肘から手首の筋肉や付着部に炎症が現れ、上腕骨外側上顆付近に痛みが起こります。
この症状はテニス選手に多い症状ですが、テニス以外の肘から手首を使うスポーツ(卓球やゴルフなど)や日常動作や仕事(レジ打ちやデスクワーク)でも痛みが現れることがよくあります。
他にも手の甲を上にして物を掴んで持ち上げる際に痛みが出ることがあります。(チェアーテスト)
上腕骨外側上顆炎は、中指や手首をそらすと痛みが増強し、(中指伸展テスト、トムゼンテスト)また、布を絞る動作や引き戸を開ける動作などでも痛みが現れますが、オーバーユースで起こる疾患の為、痛みがでる動作をせずに安静にしていると症状は寛解していく傾向にあります。
ですが・・・・
この症状は自然経過で安静にして治そうとすると治癒に時間を要すことが多々あります。当院の患者様でもしばらく様子を見ていたがなかなかよくなりません。とおっしゃり来院される方も少なくありません。
治療は、当院でのストレッチ、筋肉緊張改善、温冷治療や鍼治療などでより早期に改善することができます。
ゆるり整体整骨院では、他にもたくさんの治療をさせて頂いておりますので、
どうぞお気軽にお越しください。
手根管症候群について
2023.02.14
皆さんこんにちは。
ゆるり整体接骨院で鍼灸師をしている壬生(みぶ)です。
手首のや指先の痛みやしびれでお困りではありませんか?
その痛み、手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)かもしれません。
本日は、手根管症候群についてお話したいと思います。
手根管症候群とは、手根管という手首のトンネルの中を走行している正中(せいちゅう)神経が圧迫されている状態です。
手根管が圧迫される原因としては、手の使いすぎ、女性ホルモンバランスの乱れ、循環器障害、手首の骨折の後遺症など様々な原因があります。
手根管症候群はどのような症状が起こるかというと、頚から腕に走行している正中(せいちゅう)神経が手首のある手根管という部位でなんらかの原因によって圧迫されて手のひらや指先(1~3指)に痛みが出たり、動かしにくくなったり、親指と人差し指で丸を作れない、などの症状が起こることです。
この症状は、上肢障害の中でもかなり多いと言われています。
方法
病院などではXP撮影(単純レントゲン撮影)、MRI、筋電図などで検査する方法があります。
徒手検査ではチネル検査やファーレンテスト、Oサインの有無の確認、母指球の萎縮の有無、疼痛やしびれの部位などを確認する方法があります。
ファーレンテスト

Oサイン

手根管症候群の方のOサイン

この症状の治療は、当院での筋肉緊張改善、ストレッチ、温熱治療や鍼治療で
改善できます。
特に神経症状の疾患には当院の鍼灸治療をおすすめしております。
ゆるり整体整骨院では、他にもたくさんの治療をさせて頂いてりますので、
どうぞお気軽にお越しください。