上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
2023.03.20
皆さんこんにちは。
ゆるり整体接骨院の壬生(みぶ)です。
パソコン作業をしていると、肘から手首の内側に痛みが現れることはありませんか?
それ、上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)かも!
本日は、上腕骨内側上顆炎についてお話させて頂きたいと思います。
内側上顆炎とは、重い物を持つことやゴルフのスイング練習のし過ぎで、肘から手首の筋肉の内側に痛みが現れ、肘の内側にも痛みが発症します。
この症状は、ゴルフのスイング練習でよく起こるので、ゴルフ肘とも言われています。
先日ご紹介した上腕骨外側上顆炎と症状が似ていますが、痛みが出現する場所が違います。
この上腕骨内側上顆炎では、手首を内側にそらす動作で痛みが増強し、ゴルフのスウィング動作以外でも肘から手首を内側にそらす動き、日常生活動作(物を持つや物をひっぱるなど)、パソコンのタイピング作業のし過ぎでも現れることがあります。
ですが何も動かさず安静にしていると痛みが和らいでいきます。
痛みの原因はというと
肘の内側には円回内筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、長掌筋、浅指屈筋などの筋肉が一箇所(上腕骨内側上顆)に付着します。これらの筋肉の過緊張などが原因で付着部に過剰な牽引力が反復的に働き、付着部に炎症症状が発生します。ですのでゴルフのスウィングや物を持つなどの力を使う際に痛みが発生し、安静にしていると痛みはおちついてきます。
肘周囲の筋肉の過緊張を引き起こす原因は主にオーバーユース(使いすぎ)といわれておりますが、原因はオーバーユースだけではない場合もあります。
ひとり一人に適した治療を行うことが痛みを早期に取り除く近道になります
この症状の治療は、当院でのストレッチ、筋肉緊張改善、温冷治療や鍼治療などで改善できます。
ゆるり整体整骨院では、他にもたくさんの治療をさせて頂いておりますので、
どうぞお気軽にお越しください。