夜間頻尿
2025.03.14
⭐️頻尿について
夜間頻尿とは、夜間に何度もトイレに行きたくなり、睡眠が妨げられる状態を指します。一般的には、一晩に1回以上排尿のために目が覚める場合を指し、特に2回以上になると生活の質(QOL)に影響を及ぼすことがあります。

夜間頻尿の原因は…
1. 尿の量が増える(夜間多尿)
• 加齢による抗利尿ホルモンの減少。
• 過剰な水分・アルコール・カフェイン摂取
• 糖尿病や心不全などの疾患
2. 膀胱の容量が小さくなる
• 過活動膀胱(OAB)
• 前立腺肥大症(男性)
• 膀胱炎
3. 睡眠障害の影響
• 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
• 不眠症やストレス
などが考えられます。
夜間頻尿で痛みのある場合…
夜間頻尿そのものでは強い関連痛は少ないですが、頻尿の原因となる疾患によっては痛みを伴うことがあります。
夜間頻尿と関連する可能性のある痛み…
1. 下腹部や恥骨周辺の痛みでは
• 膀胱炎(細菌感染、間質性膀胱炎など)や
前立腺炎(男性)が考えられます。
2. 腰や背中の痛み
• 腎臓の病気(腎盂腎炎・腎結石など)が考えられます。
3. 会陰部や陰部の違和感・痛み
• 前立腺肥大症(男性)が考えられます。
夜間頻尿に鍼灸治療やマッサージは有効ですか?
一定の効果が期待できます。 特に、膀胱のコントロールを改善するツボや、自律神経を整える施術が有効とされています。
1. 鍼灸治療の効果
鍼灸は、膀胱や腎機能を調整し、自律神経のバランスを整えることで、夜間頻尿の改善をサポートします。
効果が期待できるツボ
✅ 腎兪(じんゆ)(腰の中央付近) → 腎機能を高め、頻尿改善
✅ 関元(かんげん)(おへそから指4本分下) → 泌尿器の働きを強化
✅ 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの上) → 冷えやむくみを改善し、膀胱の働きをサポート
※ 過活動膀胱やストレスによる頻尿の場合、リラックス効果のあるツボ(神門、百会など)も有効
2. マッサージ(指圧・整体)の効果
✅ 骨盤周りの緊張をほぐす → 血流改善で膀胱の機能を正常化
✅ 腰や仙骨周辺のマッサージ → 腎機能をサポートし、尿のコントロールを助ける
✅ 自律神経を整えるマッサージ(背中・首) → 交感神経の過剰な働きを抑えて頻尿を軽減
特に「ストレス・冷え・加齢」による夜間頻尿には効果が期待できます。 ただし、前立腺肥大症や膀胱炎などの病気が原因の場合は、医療機関での治療と併用するのがベストです。
夜間頻尿のセルフケアはどうしたら良いですか?
生活習慣の見直し・運動・ツボ押し・食事改善などが効果的です。以下の方法を試してみてください
1. 生活習慣の見直し
✅ 夕方以降の水分・カフェイン・アルコールを控えること。
→ 目安は就寝3時間前までに水分摂取を終えること
✅ 塩分の多い食事を避ける(むくみ対策)
→ 日中にカリウム(バナナ、ほうれん草)を摂ると余分な水分を排出
✅ 寝る前にトイレに行く習慣をつける
✅ 冷え対策をする(靴下・湯たんぽ・腹巻き)
2. 骨盤底筋トレーニング(膀胱のコントロール強化)
骨盤底筋を鍛えることで尿のコントロールが改善され、夜間頻尿に効果的。
▶ やり方(ケーゲル体操)
1. 仰向けまたは椅子に座り、膀胱を締めるように意識する
2. お尻の穴をギュッと締めて5秒キープ
3. ゆっくり緩める(10回×1日3セット)
※ 寝る前に行うと効果的!
3. ツボ押し・マッサージ
✅ 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの指4本分上)
→ 泌尿器系の働きを助ける(両足を1分間ずつ押す)
✅ 関元(かんげん)(おへそから指4本下)
→ 膀胱や腎機能を強化(温めるのも◎)
✅ 腎兪(じんゆ)(腰の中央付近、背骨の両側)
→ 腎臓の働きを高める(手でさすったり、お灸をすると効果的)
✅ 日中に軽い運動(ウォーキング・スクワット)
✅ 夕方に足を上げる(寝る前10分)
✅ 足のマッサージ(ふくらはぎを揉む)
→ 昼間の水分が夜間に尿にならないようにする
5. 食事改善(膀胱を刺激しにくい食べ物を選ぶ)
✅ 避けるべき食品
❌ カフェイン(コーヒー・お茶)
❌ アルコール
❌ 辛いもの・酸味が強いもの(キムチ・酢の物)
❌ 炭酸飲料
✅ 摂るとよい食品
✔ 大豆製品(豆腐、納豆)→ 骨盤底筋を強化
✔ バナナ・ほうれん草 → むくみ対策(カリウム豊富)
✔ かぼちゃの種・黒ごま → 泌尿器の働きを助ける。
6. 寝る前のリラックス(自律神経を整える)
✅ ぬるめのお風呂に入る(38~40℃)
✅ ストレッチや深呼吸をする
✅ 夜はスマホ・PCを控えて睡眠の質を上げる
まとめ
セルフケアは①生活習慣改善、②運動(骨盤底筋トレ)、③ツボ押し・マッサージ、④食事管理、⑤リラックス習慣を意識すると効果的です。
特に**「冷え」「むくみ」「ストレス」**を改善すると、夜間頻尿が軽減されやすいですよ。
-ゆるり整体整骨院
2025.03.14
☆よく聞く五十肩ってどんなもの?
肩関節周囲炎と言って炎症により肩関節の動きが制限され痛みが生じます。50歳代だけではなく40~60歳代で多く発症します。
☆原因は何ですか?
はっきりした原因は不明なんです。恐らく加齢で肩の関節包や腱板が硬くなり、炎症が起こるとされています。
五十肩は自然に回復することもありますが、完全に治るまで半年~1年以上かかることがあります。
☆五十肩になる人とならない人の違いは何ですか?
・五十肩になりやすい人の特徴は…
1. 肩をあまり動かさない人(運動不足)
• デスクワークや車の運転が多く、腕を大きく動かす機会が少ない人。
• 姿勢が悪い人。
2. 片側の肩ばかり使う人
• 重い荷物をいつも同じ側で持つ人。
• ゴルフやテニスなど、特定の動きを繰り返すスポーツをしている人。
• 仕事で片腕ばかり使う人。(例:美容師、調理師、大工など)。
3. 加齢による影響
• ホルモンバランスの変化(特に女性)
4. 糖尿病や代謝異常がある人
• 糖尿病の人は五十肩になりやすく、治りにくい ことが知られています。
• 甲状腺の異常や高脂血症もリスクを高める可能性があります。
5. 過去に肩を痛めたことがある人
• 肩の怪我(脱臼、骨折、腱板損傷など)をした経験がある人。
・五十肩になりにくい人の特徴は…
• 日常的に肩を大きく動かしている(ストレッチや軽い運動をしている人)
• 姿勢が良く、肩に負担をかけにくい(猫背や巻き肩になりにくい人)
• 適度な筋肉がついていて血流が良い人。
• バランスよく体を使う習慣がある人。
• 糖尿病や代謝異常がない人。
☆鍼灸治療やマッサージは有効ですか?
症状の緩和に有効な場合があります。 ただし、五十肩の進行度や個人の状態によって効果の出方が異なるため、適切なタイミングと方法で行うことが大切です。
鍼灸治療の効果とは…
鍼(はり)やお灸(きゅう)は、五十肩の痛みや可動域制限の改善に役立つことがあります。
1. 痛みを軽減します。
• 血流を促進し、炎症を抑える効果 が期待できます。
• 神経の興奮を抑え、痛みの緩和 に働きかけます。
• 特に 夜間痛がひどい場合 に有効とされます。
2. 筋肉の緊張を緩めます。
• 鍼やお灸によって筋肉の緊張をほぐし、可動域を広げる 効果が期待できます。
3. 自律神経の調整
• 鍼灸は 交感神経の過剰な緊張を和らげる ため、慢性的な痛みの軽減やリラックス効果があります。
• ストレスや睡眠の質が改善し、回復しやすい体づくり にもつながります。
・マッサージの効果は…
1. 炎症期(急性期)の強いマッサージは逆効果の可能性があります。
• 軽いストレッチや温熱療法で血流を促す程度がよいです。
2. 慢性期
• 筋肉のこわばりをほぐすために、優しくマッサージをすると可動域が広がりやすくなります。
• 肩甲骨周りのマッサージが効果的な場合もあります。
鍼灸とマッサージを受ける際の注意点
1. 炎症が強いときは、無理に刺激を与えないようにします。
2. 信頼できる施術者を選ぶ(経験のある鍼灸師・マッサージ師)。
3. 一度の施術で完全に治るわけではありません。継続してケアすることが重要です。
鍼灸やマッサージを取り入れながら、無理のないストレッチやリハビリを行うことで、回復を早めましょう。
☆予防の仕方を教えてください。
1. 肩回し、ストレッチ、ラジオ体操など
2. 特にデスクワークの人はこまめに肩を動かすこと。
3. 片側だけで重いものを持たないこと。
4. お風呂で温める、軽くマッサージすること。
五十肩の痛みは五十肩になった人しか分かりません。
ゆるり整体整骨院ではそれぞれの症状に合わせたオーダーメイドの治療を心掛けています。
ゆるり整体整骨院の手のしびれの治療
2025.02.23

整体整骨院のブログ:首から来る手の痺れと鍼灸治療の流れ
こんにちは、ゆるり整体整骨院のブログへようこそ!今日は、首から来る手の痺れについてお話しし、その治療としての鍼灸治療の流れをご紹介いたします。
*首から来る手の痺れとは?
首から来る手の痺れとは、頚椎(首の骨)や神経の圧迫、または筋肉の緊張が原因で起こる症状です。近年、スマートフォンやパソコンの使用が増え、同じ姿勢で長い時間いることが多くなって来たために、首や肩の凝りを感じる方が増えています。その結果、腕や手にかけて痺れや、痛みが出てくることがあります。
*痺れの原因
1.頚椎ヘルニア、頚椎の間にある椎間板が圧迫されて神経を刺激することにより、手に痺れや痛みを生じます。
2**筋緊張**
首や肩の筋肉が緊張すると、神経が圧迫されて痺れが発生します。
3**胸郭出口症候群**
鎖骨下の神経や血管が圧迫されることで、手に痺れやしびれを引き起こします。
4**ストレスや姿勢不良**
精神的なストレスや悪い姿勢も首の筋肉も緊張させ、手の痺れを引き起こすことがあります。
治療の流れ
私達。ゆるり整体整骨院では、個々の症状に応じた治療を行っています。ここでは、鍼灸治療を中心とした治療の流れをご紹介します。
1.初診・カウンセリング
まず初めに、患者様にカウンセリングを行います。どのような症状があるのか、どのような生活習慣を送っているのかを詳しくお伺いします。これにより、症状の原因を突き止めやすくなります。
2.検査・評価
カウンセリングが終わった後は、身体の状態を評価します。首や肩の可動域、筋肉の緊張状態、神経の反応などをチェックし、どの部位に問題があるのかを分析します。
必要に応じて、他の検査も行います。当院で一番実績のある姿勢分析がお勧めです。
20年にわたるデータをもおとにあなたの痛み、痺れが姿勢からきていることを分析させていただきます。
3.鍼灸治療の準備
治療に入る前に、患者様に治療の流れや鍼灸治療の効果について説明します。また、治療時の注意点や不安な点についてもお話し、安心して治療を受けられる様配慮します。
4.鍼灸治療の実施
治療が開始されると、まずは鍼治療を行います。鍼を使用して、首や肩、腕に関連するツボや筋肉に刺激を与えます。これにより、血流が改善され筋肉の緊張が和らぎ、神経の圧迫が軽減されることが期待できます。
鍼治療は、痛みを伴わないように配慮しながら行い、患者様の体調を常に配慮しながら行い、患者様の体調を常に確認しつつ進めていきます。
次に鍼の後に灸治療を行うこともあります。お灸は、身体を温めることで血行を促進し、さらなるリラクゼーションを図ります。炎症を抑え、緊張を解消するために非常に効果的な手法です。
5.ケア・アフターケア
治療後は、今後気をつけるべき生活習慣やストレッチについてご指導させていただきます。また、必要であれば、次回の治療計画をご提案します。
6.継続的なフォロー
手の痺れが改善された後も、身体の状態を維持するために定期的なフォローをお勧めしています。痛みがなくなったらといって、いつでも元の生活に戻すのは危険です。体のメンテナンスを行うことで再発を防止し、健康的な生活を送ることができます。
まとめ
首から来る手の痺れは、日常生活に大きな影響を与える症状です。しかし、適切な治療を受けることで、改善することが可能です。ゆるり整体整骨院、患者様一人ひとりに寄り添った治療を行っており、鍼灸治療もその一環として非常に効果的です。
お悩みの方は是非、お気軽にご相談ください。お待ちしております。!
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ゆるり整体整骨院のヘルニア治療
2025.01.26

ゆるり整体整骨院での腰のヘルニア治療について
最近、腰の痛みに悩まされている方が増えています。その中でも、特に多いのが「腰のヘルニア」です。腰のヘルニアは、椎間板ヘルニアは、椎間板が変形し、中の髄外が外に飛び出し、神経を圧迫する状態を指します。
この症状は、激しい痛みや痺れ、足の力が入らなくなるなど、日常生活に大きな影響を与えることがあります。そんな腰のヘルニアに対して、整骨院での治療がどのように行われるのか、詳しくお話していきたいと思います。
☆ ゆるり整骨院でのアプローチ
整骨院ではまず、痛みの原因をしっかりと評価します。腰の痛みがある位置や、痛みがどのような時に悪化するのか、また過去のケガや症状について詳細に聞き取りを行います。
この初期の評価は非常に重要で、正しい治療計画を立てるための基本となります。
次に、整骨院では手技療法を用いた治療が行われます。マッサージやストレートを通じて、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進させることが目指されます。筋肉が緊張することで、腰にかかる負担が増えるため、筋肉の柔軟性を高めることで、腰への負担を軽減することができます。
また、矯正療法によって骨格の歪みを整え、正しい姿勢を取り戻すことも重点的に行われます。
また当院は鍼灸治療も行っており、東洋医学の自身の治癒能力を向上させ、腰の痛みを治していく治療もあります。
さらに整骨院では、エクササイズ療法も積極的に取り入れられています。腰のヘルニアがある場合、安静にしていることが多いですが、正しいリハビリテーションを行うことで、筋肉を鍛える事が重要です。特に腹筋や背筋を強化することで、腰への負担を軽減し、再発を防ぐことができます。
整骨院のスタッフは、患者様一人ひとりに合ったエクササイズメニューを提供し、指導しててくれるので、安心して取り組むことができます。
当院では、併設しているトレーニングジムがあるので、動かしながら治す!っと新しい治療を行っております。
☆ 予防とケアの重要性
腰のヘルニアは、一度治ったとしても再発することが多いです。そのため、治療後のケア非常に重要になります。整骨院では、日常生活での注意点やストレッチ、エクササイズについてのアドバイスを受けることができます。特にデスクワークをされている方は、姿勢に気をつけることが必要です。
椅子の高さやデスクの高さを調整することで、負担を減らすことができます。
また、ストレスや疲労も腰痛の原因になることがあります。自己管理として、適度な休息や趣味の時間を持つことも大切です。整骨院での定期的なメンテナンスも推奨されており、専門家の施術を受けることで日々の疲れをリフレッシュすることができます。
☆ まとめ
腰のヘルニアは多くの人が抱える悩みの一つですが、整骨院での治療を受けることで、改善への道が開けます。専門的な評価と適切なアプローチにより、痛みを緩和し再発を防ぐためのサポートが受けられます。
もし、腰に不安を感じている方がいらっしゃれば、ぜひゆるり整体整骨院を訪れてみてください。
あなたの健康をサポートする専門家が待っています。
当院のご予約はこちらから
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
2023.03.20
皆さんこんにちは。
ゆるり整体接骨院の壬生(みぶ)です。
パソコン作業をしていると、肘から手首の内側に痛みが現れることはありませんか?
それ、上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)かも!
本日は、上腕骨内側上顆炎についてお話させて頂きたいと思います。
内側上顆炎とは、重い物を持つことやゴルフのスイング練習のし過ぎで、肘から手首の筋肉の内側に痛みが現れ、肘の内側にも痛みが発症します。
この症状は、ゴルフのスイング練習でよく起こるので、ゴルフ肘とも言われています。
先日ご紹介した上腕骨外側上顆炎と症状が似ていますが、痛みが出現する場所が違います。
この上腕骨内側上顆炎では、手首を内側にそらす動作で痛みが増強し、ゴルフのスウィング動作以外でも肘から手首を内側にそらす動き、日常生活動作(物を持つや物をひっぱるなど)、パソコンのタイピング作業のし過ぎでも現れることがあります。
ですが何も動かさず安静にしていると痛みが和らいでいきます。
痛みの原因はというと
肘の内側には円回内筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、長掌筋、浅指屈筋などの筋肉が一箇所(上腕骨内側上顆)に付着します。これらの筋肉の過緊張などが原因で付着部に過剰な牽引力が反復的に働き、付着部に炎症症状が発生します。ですのでゴルフのスウィングや物を持つなどの力を使う際に痛みが発生し、安静にしていると痛みはおちついてきます。
肘周囲の筋肉の過緊張を引き起こす原因は主にオーバーユース(使いすぎ)といわれておりますが、原因はオーバーユースだけではない場合もあります。
ひとり一人に適した治療を行うことが痛みを早期に取り除く近道になります
この症状の治療は、当院でのストレッチ、筋肉緊張改善、温冷治療や鍼治療などで改善できます。
ゆるり整体整骨院では、他にもたくさんの治療をさせて頂いておりますので、
どうぞお気軽にお越しください。
上腕骨外側上顆炎:テニス肘
2023.03.14
皆さんこんにちは。
ゆるり整体接骨院の壬生(みぶ)です。
肘から手首にかけての痛みは、ございませんか?
その痛み、もしかしたら上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)ちょっと読みにくいかもしれません。
本日は、上腕骨外側上顆炎についてお話させて頂きたいと思います。
上腕骨外側上顆炎と肘から手首にかけて痛みが現れる症状です。テニスの練習や試合などでラケットを振りすぎた方がよく発症することからこれをテニス肘とも呼びます。
上腕骨外側上顆(肘の外側にある骨の突起部分)部を押すと激痛があるのが特徴です。
上腕骨外側上顆炎は、テニスラケットを振る動作や物を持ち上げるなどのやり過ぎで、肘から手首の筋肉や付着部に炎症が現れ、上腕骨外側上顆付近に痛みが起こります。
この症状はテニス選手に多い症状ですが、テニス以外の肘から手首を使うスポーツ(卓球やゴルフなど)や日常動作や仕事(レジ打ちやデスクワーク)でも痛みが現れることがよくあります。
他にも手の甲を上にして物を掴んで持ち上げる際に痛みが出ることがあります。(チェアーテスト)
上腕骨外側上顆炎は、中指や手首をそらすと痛みが増強し、(中指伸展テスト、トムゼンテスト)また、布を絞る動作や引き戸を開ける動作などでも痛みが現れますが、オーバーユースで起こる疾患の為、痛みがでる動作をせずに安静にしていると症状は寛解していく傾向にあります。
ですが・・・・
この症状は自然経過で安静にして治そうとすると治癒に時間を要すことが多々あります。当院の患者様でもしばらく様子を見ていたがなかなかよくなりません。とおっしゃり来院される方も少なくありません。
治療は、当院でのストレッチ、筋肉緊張改善、温冷治療や鍼治療などでより早期に改善することができます。
ゆるり整体整骨院では、他にもたくさんの治療をさせて頂いておりますので、
どうぞお気軽にお越しください。
手根管症候群について
2023.02.14
皆さんこんにちは。
ゆるり整体接骨院で鍼灸師をしている壬生(みぶ)です。
手首のや指先の痛みやしびれでお困りではありませんか?
その痛み、手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)かもしれません。
本日は、手根管症候群についてお話したいと思います。
手根管症候群とは、手根管という手首のトンネルの中を走行している正中(せいちゅう)神経が圧迫されている状態です。
手根管が圧迫される原因としては、手の使いすぎ、女性ホルモンバランスの乱れ、循環器障害、手首の骨折の後遺症など様々な原因があります。
手根管症候群はどのような症状が起こるかというと、頚から腕に走行している正中(せいちゅう)神経が手首のある手根管という部位でなんらかの原因によって圧迫されて手のひらや指先(1~3指)に痛みが出たり、動かしにくくなったり、親指と人差し指で丸を作れない、などの症状が起こることです。
この症状は、上肢障害の中でもかなり多いと言われています。
方法
病院などではXP撮影(単純レントゲン撮影)、MRI、筋電図などで検査する方法があります。
徒手検査ではチネル検査やファーレンテスト、Oサインの有無の確認、母指球の萎縮の有無、疼痛やしびれの部位などを確認する方法があります。
ファーレンテスト

Oサイン

手根管症候群の方のOサイン

この症状の治療は、当院での筋肉緊張改善、ストレッチ、温熱治療や鍼治療で
改善できます。
特に神経症状の疾患には当院の鍼灸治療をおすすめしております。
ゆるり整体整骨院では、他にもたくさんの治療をさせて頂いてりますので、
どうぞお気軽にお越しください。