こんにちは。175号線沿いにあるゆるり整体整骨院の吉光です。
今日は、五十肩についてお話したいと思います。
五十肩
肩関節の痛みの原因のひとつとして、肩関節の炎症後における拘縮
(筋肉や関節の硬さ)があげられます。肩関節は他の関節にはあまりない
デリケートな構造をしているため、炎症を起こしやすく、可動域も大きいため、
関節が動きにくくなると日常生活に大きな影響を与えてしまいます。特に中高年になると、
肩関節に炎症が起こりやすくなります。肩を動かしたときや寝ているときに
痛みが生じるようになったという方もいるのではないでしょうか?
これがいわゆる「四十肩・五十肩」です。今回は、五十肩の症状や原因について解説します。
五十肩とは
50歳頃に起こる肩痛のことを言います。
五十肩は、正式な病名ではなく、痛みの原因は一人一人異なります。
以下に代表的な症状を記載いたします。
肩峰下滑液包炎
関節の動きを滑らかにするために、関節周囲の筋肉や腱(けん)などの間には、滑液包(かつえきほう)
と呼ばれる潤滑油のような役割をする液体が存在します。
この滑液包や筋肉、腱などに炎症が起こって痛みが生じると考えられています。
肩関節拘縮
肩を動かすと痛い、腕が上がらない、シャツの袖に腕を通すのがつらいなどの症状があったら、
五十肩の可能性が考えられます。
最初のうちは肩を動かすと痛む程度ですが、次第に安静にしていても痛むようになり、
肩の可動域が狭くなっていきます。片方の肩が発症したあとに、
もう片方が痛くなるケースはありますが、両方の肩が同時に痛くなることはあまりありません。
五十肩の症状で特につらいのが、寝ているときに痛みが増す「夜間痛」です。
特に、仰向けで横になり、肩が後方に落ちる姿勢になると、痛みが増します。
ズキズキと疼(うず)くような痛みを伴うこともあり、睡眠が妨げられて、
日常生活に支障をきたすようになります。
五十肩は放っておけば治る?
よく「五十肩は放っておけばいつか治る」といわれますが、はたして本当なのでしょうか?
なかには何年も痛みの残る人や、痛みが改善しても可動域の制限が残ったままの人もいます。
できるだけ早めに受診して、適切な施術を受けることが大切です。
五十肩の痛みを改善するには
肩が痛むからといって動かさないでいると、痛みが悪化したり関節の可動域が狭くなったりするので、
無理のない範囲でなるべく肩を動かすようにしましょう。
ただし、痛みが強いときは専門家の判断を仰いでください。
必要に応じて、内服薬や肩関節内注射で痛みを抑えることができます。
また、睡眠時に肩が痛むときは、肩の下にたたんだタオルなどを敷くと痛みが緩和されるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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